全国聴覚言語障害者福祉研究交流集会in京都
長い名前の研究会です。全国の聴覚障害者関係者が集まって、さまざまな学習会を行っています。今年はコロナの影響で、メインの講師や司会進行、共同研究者など限られたメンバーが京都の会場に集まり、一般の参加者はオンラインで参加する形式でした。途中で、ネットワークが切れてしまうトラブルなどもあったようですが、なんとか二日間の学習を終えました。「高齢期を豊かに支える」と「第5家族の願いと家族会」の分科会に参加した職員の感想を掲載しました。
第4分科会では、高齢期に心身ともに充実した生活を送るためには、普段からよく会話をすることが大事だという話がありました。自分の事を相手に知ってもらい、相手の事も知るというコミュニケーションでのやり取りは、気分転換にもなるでしょう。
第5分科会では、全国的に仲間が暮らせるグループホームが少ないということが挙げられていました。また、障がいを抱えた子どもを自立させるためには、環境づくりが大切であるということ、それがいかに大変かということも議論されました。これらの問題を解決するためには国や県などに動いてもらう必要がありそうですが、その前にみんなが一致団結して、署名活動や新たな環境をつくり出す取り組みを知ってもらうことも大切なのかもしれません。