「優生裁判から学ぶ」学習会

鶴ヶ島市で開催された、優生保護法による被害をめぐる裁判で勝訴はしましたが、その後私たちは何をしたらよいのか、学ぶための学習会に参加してきました。
愛知県で裁判を戦ってきた、原告の尾上夫婦とサポートをしていた中嶋さんらによる講演でした。優生手術が必要だと知らされた時の悔しさ、優生裁判が始まった時の心情、裁判を通して、優生思想の事や除斥期間の事などを必死に学んできたことなど話されました。自分たちのことだけではなく、ハンセン病に対する国の政策などについても学んできた様子で、全ての優生思想からの脱却を目指したいとも話されていました。生の声を聴けて、涙したり、怒ったり笑ったりの講演会でした。

埼玉県には400人を超える被害者が居ると言われていますので、一人でも多くの方を救済法に繋いでいくことができたらいいなと思いました。